サイエンスアーツは連日高値を更新、大阪・関西万博(13日開幕)の警備に同社製品が使用され注目強まる

■『Buddycom』、中日本高速道路など採用広がる

 サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は4月3日、小安く始まった後切り返して854円(36円高)まで上げ、3日続けて昨年来の高値を更新する上昇相場となっている。音声グループ通話や翻訳をはじめ映像配信、位置情報などでフロントラインワーカーをつなぐライブコミュニケーションプラットフォーム『Buddycom』(SaaSサービス)が大阪・関西万博(2025年4月13日から10月13日まで)の警備で使用される、と3月中旬にNHK総合テレビ『ニュースウオッチ9』で伝えられて以降、上げピッチを強めている。

 また、3月24日には、「NEXCO中日本、高速道路事業の高度化・効率化としてBuddycomを採用(大雪時の除雪・お客さま支援活動でも活用)」と発表し、あらためて注目し直される様子となった。「トランプ関税」によって産業界に不況が訪れる場合は逆風になりかねないが、直接的な影響はない銘柄として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る