日経平均900円安、「トランプ関税」を受け昨年8月以来の3万4000円割れ

銘柄 下げる

■当面の下値メドに届いてきたとの見方もあるがオーバーシュートの下げ警戒

 4月4日午前の東京株式市場では、日経平均が431円安で始まったあと一段と下押し、午前9時50分にかけて一時924円63銭安(3万3811円30銭)をつけた。取引時間中の年初来安値を5日連続更新し、3万4000円割れは取引時間中としては2024年8月7日以来になる。

 「トランプ関税」により、輸出企業への逆風が自動車や建機などにとどまらず、緑茶や魚のブリなど米国向けの輸出割合の高い品目にも少なからず影響があると伝えられ、景況感への影響が懸念されている。当面の下値メドに届いてきたとの見方もあるが、相場は上にも下にもオーバーシュートする性質があるとのことで、しばらくは下値模索が続く可能性が高いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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