インスペックは2日連続急伸、大型受注に続き新規売りなどの停止が発動され投機妙味

■一日急伸しただけで新規売りなど停止のため「株不足」深刻の見方

 インスペック<6656>(東証スタンダード)は4月11日、買い気配を上げてストップ高の649円(100円高、18%高)で始値をつけ、2日続けてストップ高の急伸相場となっている。10日夕方に総額約7.8億円を超える大型受注を発表し、翌10日は急伸しストップ高。11日は、日証金が貸借取引で新規売りなどの申し込み停止措置を発動したため買い一色となった。一日急伸しただけで新規売りなどが停止されたため、株不足が極まっているとの見方があり、買い手を勇気づける格好になったもよう。投機妙味が強まったようだ。

 大型受注は、「海外企業より半導体パッケージ基板検査装置及びその付帯装置を併せて複数台、総額約7.8億円(うち一部約2.3億円は2025年2月度に受注済み)を超える受注」。大型受注案件は、通期業績予想売上高の10%を目安に開示しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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