くすりの窓口は前場最高値を更新した後も堅調に推移、未承認薬に関する報道など好感

■3月から『くすりの窓口ポイント』と『dポイント』連携し利便性が一層拡大

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は4月17日、朝方に7%高の2276円(143円高)まで上げて約半月ぶりに上場来の高値を更新し、後場も2200円台で堅調に売買されている。17日の買い材料としては、日本経済新聞で「日本未承認薬の『ロス』解消へ、厚労省、11品目製品化支援」と伝えられたことなどが言われているが、3月から電子お薬手帳『EPARKお薬手帳アプリ』で貯まる『くすりの窓口ポイント』とNTTドコモの共通ポイントサービス『dポイント』との連携が開始され、さらに利便性が高まったことで期待の強い相場になっている。

 業績は好調で、2025年3月期は、第3四半期までで「営業利益は期初計画をほぼ四半期前倒しで達成」(決算説明資料より)した。2月14日には業績予想の上方修正も発表。親会社株主に帰属する当期純利益などが最高益を連続更新する見込みだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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