【株式市場】日経平均2週ぶり1万5700円を回復し新規上場のアルファポリス好調

株式市場

◆日経平均の終値は1万5658円20銭(104円29銭高)、TOPIXは1278.90ポイント(8.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は27億9585万株

チャート2 30日後場の東京株式市場は、31日の日銀・金融政策決定会合に期待があり、三井不動産<8801>(東1)などの大手不動産株やソフトバンク<9984>(東1)などの日経平均高連動銘柄などが高く、日経平均は14時過ぎに147円13銭高(1万5701円04銭)まで上げる場面があった。10月9日以来の1万5700円台回復。好決算銘柄も動意が鋭く、13時に第2四半期決算を発表したルネサスイーストン<9995>(東1)、14時に発表したアイネス<9742>(東1)なども発表を境に上値を追った。昨日の発表で赤字が大幅に縮小した任天堂<7974>(東1)は朝方を高値に伸びなかったが堅調持続。文教堂グループホールディングス<9978>(JQS)は本日上場のアルファポリス(9647、東証マザーズ)の類似銘柄ということで急伸した。

 本日新規上場のアルファポリス<9467>(東マ・売買単100株)は自社サイト「アルファポリス(電網浮遊都市)」などを運営し、小説や漫画などの書籍化を行ない、前場は
買い気配のまま売買が成立せず、後場13時3分に公開価格2200円に対し1.9倍の4250円で売買が成立し初値をつけた。

 東証1部の出来高概算は27億9585万株(前引けは10億2605万株)、売買代金は2兆7740億円(同9662億円)。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は917(同1043)銘柄、値下がり銘柄数は806(同619)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、銀行、その他金融、電力・ガス、その他製品、電気機器、精密機器、保険、空運、情報・通信、などだった。

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