【株式市場】日経平均は166円高まで上げ堅調、「宣言」解除期待などで旅行・観光関連株が一斉高

株式市場 東京証券取引所 株価

◆日経平均は3万358円62銭(109円81銭高)、TOPIXは2098.42ポイント(7.67ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7145万株

 9月27日(月)前場の東京株式市場は、「緊急事態宣言」の9月末解除がほぼ確定的とされ、JR各社や空運、旅行・観光関連株が一斉高となり、トヨタ自<7203>(東1)とソニーG<6758>(東1)は高値を更新。一方、半導体関連株は一服模様。日経平均は取引開始直後の165円80銭高(3万414円61銭)を上値に強もみ合いを続け、前引けも上げ幅100円台で続伸基調を保った。

 「GoToトラベル」「GoToイート」再開への期待もあり、JR東日本<9020>(東1)や日本航空<9201>(東1)、KNT-CTホールディングス<9726>(東1)、ぐるなび<2440>(東1)、旅工房<6548>(東マ)など活況高。ノリタケ<5331>(東1)は業績・配当予想の増額修正で一時ストップ高。京写<6837>(JQS)は業績回復ピッチ強まる可能性など言われ一段高。

 東証1部の出来高概算は6億7145万株、売買代金は1兆6226億円。1部上場2187銘柄のうち、値上がり銘柄数は966銘柄、値下がり銘柄数は1126銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、鉱業、空運、陸運、その他金融、石油石炭、不動産、銀行、証券商品先物、ゴム製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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