【株式市場】前場の日経平均は595円安、米金利の再上昇など受け東証33業種別指数の値上がりは2業種にとどまる

株式市場 証券取引所

◆日経平均は3万1446円99銭(595円26銭安)、TOPIXは2261.96ポイント(33.38ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億714万株

 10月19日(木)前場の東京株式市場は、米金利の再上昇などを受けて半導体関連株や電子部品株の反落が目立ち、自動車株や大手商社株なども軟調となり、東証33業種別指数で値上がりした指数はパルプ紙、陸運の2業種にとどまった。中で、日清食品HD<2897>(東証プライム)は9日ぶりに値上がりし、百貨店の松屋<8237>(東証プライム)もしっかり。日経平均は取引開始後に534円安となり、中盤に持ち直したものの午前11時前から再び下値を探り、前引けは595円安まで下げて安値引けとなった。

 キヤノン<7751>(東証プライム)が小幅高を保ち堅調に推移し業績上振れ期待があるとの見方。カナデン<8081>(東証プライム)は業績予想の上方修正が好感されて大きく出直り、ヴィア・ホールディングス<7918>(東証プライム)も上方修正が好感されて朝方に急伸。ANAP<3189>(東証スタンダード)は「ワーナー・ブラザース100周年記念コラボ」への期待など言われ2日連続ストップ高。トレードワークス<3997>(東証スタンダード)はKeyHolder<4712>(東証スタンダード)との提携新事業で一時2日連続ストップ高。ログリー<6579>(東証グロース)は国際的広告企業とのサービス連携が材料視されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億714万株、売買代金は1兆6085億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は1457銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、パルプ紙、陸運の2業種にとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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