KLab、特別利益6億円超を計上、投資有価証券の売却で新規事業投資に備え

■投資資産の選別進め、機動的な資金活用へ

 KLab<3656>(東証プライム)は6月24日、保有する上場有価証券の一部を売却し、投資有価証券売却益として6億1400万円を計上すると発表した。売却の目的は、新規事業領域を含む将来的な投資の機動性確保にあり、同社はこの特別利益を2025年12月期第2四半期連結会計期間に反映する。

 売却対象となったのは同社が保有する上場有価証券1銘柄で、取引は5月16日から6月23日の間に実施された。売却によって得た利益は連結ベースでの業績に反映される見通しであり、同社の財務体質の強化や戦略的投資に資することが期待される。

 なお、同社は現時点で業績予想を公表しておらず、今回の売却による予想数値の修正は行っていない。市場環境に応じた柔軟な資産運用を進める中、今後の投資戦略に注目が集まる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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