インバウンドプラットフォーム、韓国SLBSと合弁会社設立、日本市場で本格始動へ

■韓国Z世代に人気のSLBS製品、日本でも展開強化

 インバウンドプラットフォーム<5587>(東証グロース)は6月30日、韓国のモバイルアクセサリーメーカーSLASH B SLASH(SLBS)との間で合弁契約を締結し、新会社「SLBS JAPAN(予定)」を設立すると発表した。新会社は同社の連結子会社となる見通しで、資本金は1,000万円、7月中に東京都港区で設立される予定である。

 SLBSはNFC技術を活用したスマートフォン向けアクセサリーを開発・販売しており、韓国や米国市場でZ世代を中心に高い人気を誇っている。両社はすでに2023年9月に日本市場での独占的な共同事業契約を締結済みで、インバウンドプラットフォームは国内パートナーとして、外国人対応のノウハウを活かし販路を開拓してきた。今回の合弁会社設立により、製品導入支援やマーケティング、運営面での連携を一層強化する。

 新会社の出資比率はインバウンドプラットフォームが51%、SLBSが49%となる。設立後はモバイルアクセサリーの開発・販売を主力事業とし、国内市場での展開を本格化させる。なお、同社はこの合弁会社を2025年9月期第4四半期から連結決算に組み入れる方針であり、当期業績への影響は軽微と見込まれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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