三越伊勢丹HDが戻り高値に進む、7月の月次動向は92.1%だが8月の足元の推移好調で注目強まる

業績でみる株価

■8月14日までは三越伊勢丹計で104.9%などと5か月ぶり増勢

 三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は8月18日、再び上値を追って始まり、取引開始後は6%高の2533.0円(151.0円高)まで上げて戻り高値を更新している。前取引日・8月15日に発表した7月の月次動向「国内百貨店事業、売上確報」は「三越伊勢丹計」の売上高が前年同月の95.1%にとどまったが、8月の足元の情勢について、「(8月)14日までの店頭売上累計の前年比は、三越伊勢丹計で104.9%、国内百貨店計で102.5%と、5か月ぶりに前年を超え好転している」としたことなどが注目されている。

 8月に入ってからの直近までの動向は、「国内顧客売上高が、高付加価値商品を中心に、識別顧客の牽引によって引き続き好調であることに加え、7月下旬から海外顧客売上高の回復基調も続いている」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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