霞ヶ関キャピタルは調整一巡、19年8月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 霞ヶ関キャピタル<3498>(東マ)は自然エネルギー事業と不動産コンサルティング事業を2本柱としている。19年8月期(第4四半期から連結決算に移行)は実質大幅増収増益予想である。株価は上値を切り下げたが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■自然エネルギー事業と不動産コンサルティング事業が2本柱

 18年11月東証マザーズに新規上場した。自然エネルギー事業(太陽光発電施設の開発・運営・売電など)と不動産コンサルティング事業(ホテル開発、空家再生、保育園開発など)を2本柱として、ショッピングセンター事業(ショッピングセンター運営、地方商業施設のアセットマネジメント業務サポートなど)も展開している。

■19年8月期(4Qから連結決算に移行)大幅増収増益予想

 19年8月期連結業績予想(匿名組合Alpha Energyを子会社化して第4四半期から連結決算に移行)は、売上高が77億08百万円、営業利益が6億40百万円、経常利益が5億12百万円、3億46百万円としている。

 従来の非連結業績予想と同数値で、実質大幅増収増益予想である。第2四半期累計は期ズレで計画を下回り赤字だったが、通期ベースで好業績を期待したい。

■株価は戻り試す

 株価は上値を切り下げたが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。6月27日の終値は4280円、今期予想連結PERは約16倍、時価総額は約59億円である。

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