リベルタが後場ストップ高、冷感ウェアブランド「フリーズテック」拡大など「半期報告書」で再評価

■「半期報告書」を開示、中間決算発表後の急落を3分の2奪回

 リベルタ<4935>(東証スタンダード)は8月19日、波状的な急伸相場となり、後場寄り後に一段と上げてストップ高(500円高の2645円、23%高)に達し、8月8日に中間決算を発表した後の急落を約3分の2奪回している。コスメ、機能性日用品などの企画開発などを行い、18日に「半期報告書」(2025年1~6月)を同社ホームページに開示。全体的な業績(連結決算)はさて置き、ヒット商品が少なくないとして注目し直す動きが出ている様子だ。

 同半期報告書には、機能衣料の中で、冷感ウェアブランド「フリーズテック」が「25年6月の労働安全衛生規則の改正により、企業における熱中症対策が法的義務となったことを受け、BtoB販路への展開が大幅に増加したほか、スポーツ量販店と新規ゴルフ流通での販売好調に加え、ワーク流通では昨年テスト販売が好調だったホームセンターでの取扱店舗数が引き続き拡大を果した」などとある。また、コスメでは、フットケアブランドの「ベビーフット」が、国内販路では新企画品の店舗導入が順調に進み、北米を中心に海外販路における販売も好調に推移したとし、新感覚の暑さ対策ブランドの「クーリスト」は、コンビニエンスストアへの販路拡大と、SNSプロモーションの実施により販売が好調に推移、などとある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る