
■全体相場が大幅安の中、金額的なリスクを抑えた投資が可能で注目集まる
環境フレンドリーHD(環境フレンドリーホールディングス)<3777>(東証グロース)は8月20日、再び急伸相場となり、23%高の85円(16円高)まで上げて約5週間ぶりに昨年来の高値を更新している。6月中旬に大株主の異動を発表したあたりから動意を強め、7月には新たな事業(グリーンコイン・マイニング事業、ペロブスカイト太陽電池事業)の開始を発表。材料株妙味が強く、株価が2ケタのため全体相場が大幅に下げている中で金額的なリスクを抑えた投資ができるため注目が再燃したとみられている。
新たな事業のうち、グリーンコイン・マイニング事業は、太陽光発電所の電力を電力会社に接続する「系統連系」完了まで2~3年程度の待機期間があり、この期間を活用する方法として、太陽光発電所に電力貯蔵システムを併設し、暗号資産のマイニングを行う新たな収益モデルの構築を行う。また、同じく
「ペロブスカイト太陽電池事業」は、第三世代ペロブスカイト太陽電池のショールーム兼販売拠点を東京都内に新設し、ペロブスカイト太陽電池を日本国内で製造するための工場新設も計画する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)