ハードオフコーポレーション、8月度既存店売上高5.8%増、主要業態が堅調、栃木とタイに新店舗開設

■8月度は全業態が好調に推移、前年同月比で大幅な伸びを示す

 ハードオフコーポレーション<2674>(東証プライム)は9月10日10時、2026年3月期8月度の国内直営店における売上高および出店状況を発表した。既存店売上高はハードオフ、オフハウス、モードオフ、ガレージオフ、ホビーオフ、ブックオフ各業態が堅調に推移し、前年同月比5.8%増と好調であった。全店売上高については、同社および連結子会社エコプラスの合計値で算出されている。

 8月度の新規出店では、国内では栃木県鹿沼市に「ハードオフ鹿沼店」を開設したほか、海外ではタイ・バンコクに「HARD OFF SRINAKARIN STORE」をオープンした。これにより海外直営店舗は11店となった。国内外の多様な地域で店舗網を拡大することで、リユース市場における競争力を強化している。なお、新規出店は買い取りオープン日を開店日として集計されている。

 店舗数の推移では、8月末時点でリユース店舗は直営とFCを合わせて1,031店となり、引き続き堅調に拡大している。ハードオフ直営167店、オフハウス直営164店、ホビーオフ直営74店、モードオフ直営15店、ガレージオフ直営10店などを展開し、加えてFC店舗も積極的に拡充している。グループ全体での出店攻勢により、国内外におけるリユース事業基盤を着実に拡大している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る