イオレ、J-CAMと暗号資産金融で提携、「Neo Crypto Bank構想」に向け始動

■中期計画で暗号資産事業を中核に、資金調達と運用収益の両立を狙う

 イオレ<2334>(東証グロース)は10月1日、暗号資産金融事業において国内最大規模の暗号資産レンディングサービス「BitLending」を運営する株式会社J-CAMと戦略的事業提携に関する基本合意書を締結した。イオレは中期経営計画で暗号資産金融事業を中核に据えており、暗号資産トレジャリーによる財務基盤の強化と、レンディングを通じた資金調達を進めてきた。本合意は、保有資産の安定的な運用収益の確保と、金融プラットフォーム「Neo Crypto Bank構想」の実現に向けた重要な一歩となる。

 イオレは暗号資産を用いた財務強化に加え、資産運用を通じて収益獲得を狙う方針を示している。今回の提携では、暗号資産分野で豊富な運用実績を有するJ-CAMの知見を活用し、準備資産の安定的収益化を図る。また、調達資金やノウハウはサービスや金融プラットフォーム開発に再投資され、自己勘定による複利運用も検討対象とする。さらに、イオレが強みとするAI技術を掛け合わせ、新たなプロダクト開発や社会実装を視野に両社の関係強化を進める。

 共同事業の具体的な枠組みは協議中だが、資金フローやガバナンス、責任分担を明確にし、事業性の高い実装を目指す構えである。イオレはJ-CAMの運用基盤に自社のAI技術を加え、次世代金融プラットフォームの構築を段階的に進めるとしている。両社は戦略的パートナーシップを深化させ、暗号資産のマスアダプションに備えた基盤整備を推進していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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