SBIリーシング、販売用航空機61億円で譲渡決定、ナローボディ機を投資家へ売却

■JOL商品の組成・販売進展、収益計上は2026年3月期に反映

 SBIリーシングサービス<5834>(東証グロース)は11月17日、同社が販売用として一時保有していた航空機1機を投資家へ譲渡することを決定したと発表した。対象はオペレーティング・リース事業ファンド(JOL)商品向けのナローボディ機で、販売用航空機の譲渡に関する決議内容を示した。

 同社は航空機を対象とするJOL商品を組成・販売しており、今回の機材もそのために一時的に保有していたものとなる。譲渡金額は61億円程度を予定し、譲渡日は2025年11月を見込む。譲渡金額は同社売上高に計上されるが、為替変動等により変動する可能性があるほか、譲渡日も状況により変更される可能性があると説明している。

 業績への影響については、2026年3月期通期売上金額の約10%程度となる見通しで、すでに同社の連結業績予想に織り込み済みとした。同社は引き続きJOL商品の提供を通じて事業展開を進めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る