ジェリービーンズグループが急騰、NTTSportictと業務提携、AIカメラ活用でスポーツDX加速

■AI自動撮影・配信技術を活用し映像配信とデジタル事業を拡張

 ジェリービーンズグループ<3070>(東証グロース)は1月23日11時、NTT<9432>(東証プライム)グループで、AIカメラを活用したスポーツ映像配信やスポーツDXソリューションを展開するNTTSportictとの業務提携契約を締結したと発表した。デジタル技術の進展を背景に、映像配信やデータ活用、ファンエンゲージメント高度化への需要が高まる中、スケートボードやBMXなどアーバンスポーツを含む新興分野での価値創出を狙う。ライフスタイルやスポーツ関連ブランドを展開する同社と、AIカメラによる自動撮影・配信や自治体連携の実績を持つ同社の強みを組み合わせる。

 提携では、アーバンスポーツを中心としたイベントの撮影・ライブ配信、映像配信プラットフォームの共同企画・運営、自治体向けスポーツDXソリューションの共同提案や実証、映像・視聴データを活用したマーケティングやスポンサー施策などを推進する。映像配信やデジタルコンテンツ領域への事業拡張により新たな収益機会を創出するとともに、競技者や観戦者の体験価値向上、自治体との連携強化による中長期的な事業基盤の強化につなげる。業務提携開始は2月2日を予定し、業績への影響は精査中とした。

■業務提携材料で急騰、出来高急増

 1月23日、株価は、前日終値82円から買いが先行し、一時111円まで急騰した。出来高は620万株超と急増し、ストップ高の112円に迫る場面もあった。年初来安値67円からの戻り局面にあり、短期資金の流入が目立つ。業務提携発表を材料に、AIカメラ活用のスポーツDXや映像配信分野への事業拡張期待が買いを誘発したとみられる。もっとも、EPSは赤字でPER算定不可、自己資本比率も27%台と財務面の課題は残る。急騰後は利益確定売りによる値動きの荒さに注意が必要だが、材料評価が続けば底打ち期待も意識される局面である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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