ダイドーリミテッド、株主優待制度の変更とビットコイン購入、ならびに中期経営計画の見直しを発表

■新中計と資本政策を刷新、BTC最大10億円購入と株主優待見直し

 ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード・名証プレミア)は2月27日、株主優待制度の変更とビットコイン(BTC)購入、ならびに中期経営計画の見直しを発表した。新中計(2027年3月期~2029年3月期)に合わせ、株主還元と資本政策を再構築し、企業価値の最大化を掲げる。

 株主優待は、優待券の利用可能範囲を拡大する一方、優待商品の進呈を廃止する。優待券は連結子会社ダイドーフォワードのECサイト「NYオンライン」と、ブルックス ブラザーズ ジャパンの「ブルックス ブラザーズ オンラインストア」に加え、両社が運営する一部実店舗でも利用できるようにする。優待券は取扱商品を20%割引で購入でき、クーポンコード1回につき税込275,000円(優待前総額)まで利用可能とした。

 制度変更により、従来は3月末基準で100株以上500株未満が「クーポンコード6回分×2サイト」、500株以上は優待品(3,600円相当または12,000円相当)を付与していたが、変更後は3月末基準で100株以上の株主に「EC:クーポンコード4回分×2サイト」と「実店舗:クーポンコード4回分×2ブランド」を付与し、500株以上向けの優待商品は廃止する。優待商品の廃止に伴う費用削減効果は年間約50百万円を見込む。新制度は2026年3月31日現在の株主名簿に記載・記録された100株(1単元)以上の株主から適用し、利用可能店舗は2026年6月末頃発送予定の優待券で案内する。

 財務戦略では、余剰資金の一部を短期的にBTCとして資産ポートフォリオに組み入れる方針を示した。購入金額は最大10億円、購入期間は2026年3月2日から4月30日までとし、主要な暗号資産交換所で取引する。四半期ごとに時価評価し評価損益を財務諸表に反映、状況に応じて追加取得や一部売却も検討し、業績への著しい影響が生じる場合は速やかに開示するとした。

 新中計は現中計の目標である2027年3月期の営業利益15億円を据え置きつつ、FY2028(2029年3月期)に売上高650億円、営業利益40億円、ROE20%、株価水準2,000円を掲げ、DOE4%・配当性向30%以上(FY2025は1株50円)を方針に据える。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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