ネオジャパン、27年1月期も増収増益・増配予想、中期目標を1年前倒し達成で新目標を策定

(決算速報)
 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は3月11日に26年1月期連結業績を発表した。グループウェアdesknet‘s NEOクラウドを主力とするソフトウェア事業が牽引し、計画を上回る大幅増収増益だった。配当は上方修正して大幅増配とした。そして27年1月期も増収増益・増配予想としている。また従来の中期業績目標を前倒しで達成する見込みとなったため、29年1月期を最終年度とする新たな中期業績目標を開示した。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して反発力の鈍い形だが、調整一巡感を強めている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。

■26年1月期大幅増収増益・増配、27年1月期も増収増益・増配予想

 26年1月期の連結業績は売上高が前期比13.3%増の82億30百万円、営業利益が28.0%増の24億97百万円、経常利益が27.3%増の26億10百万円、親会社株主帰属当期純利益が28.0%増の18億09百万円だった。配当は3月11日付で期末2円上方修正して、前期比12円増配の52円(第2四半期末21円、期末31円)とした。配当性向は40.3%となる。

 グループウェアdesknet‘s NEOクラウドを主力とするソフトウェア事業が牽引して大幅増収増益だった。また計画(25年12月11日付の上方修正値、売上高82億19百万円、営業利益24億31百万円、経常利益25億33百万円、親会社株主帰属当期純利益17億46百万円)を上回る水準で着地した。

 ソフトウェア事業(海外事業に含めていた子会社DELCUIの業績を当期よりソフトウェア事業に含む)は、売上高が前期比19.5%増の62億31百万円、営業利益(セグメント間取引消去前)が27.4%増の25億16百万円だった。

 売上高の内訳は、クラウドサービスが26.5%増の43億34百万円、プロダクトが1.6%増の17億30百万円、技術開発が102.1%増の1億65百万円だった。またクラウドサービスの内訳は、月額売上合計が25.9%増の42億59百万円(グループウェアdesknet‘s NEOクラウドが24.7%増の35億81百万円、ノーコード業務アプリ作成ツールAppSuiteクラウドが57.2%増の3億94百万円、ビジネスチャットChatLuckクラウドが16.7%増の96百万円、その他月額売上が4.9%増の1億86百万円)で、その他役務作業等が68.3%増の75百万円だった。24年9月以降の価格改定やセットプランなどの効果も寄与して大幅伸長した。

 26年1月期末時点のグループウェアdesknet‘s NEOのプロダクト累計販売実績数は前期末比2.6%増の467.6万ユーザー、クラウドユーザー数は3.9%増の55.8万ユーザー、ノーコード業務アプリ作成ツールAppSuiteのプロダクト累計販売実績数は11.7%増の44.9万ユーザー、クラウドユーザー数は37.5%増の11.0万ユーザーとなった。

 システム開発サービス事業(子会社のPro-SPIRE)は売上高が3.5%減の19億62百万円、営業利益が12.2%増の73百万円だった。売上面は既存取引先のプロジェクト規模縮小の影響で減収だが、利益面は外注費の削減により増益だった。海外事業は売上高が114.4%増の76百万円で営業利益が91百万円の損失(前期は90百万円の損失)だった。営業人員強化など先行投資段階である。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高19億96百万円で営業利益6億44百万円、第2四半期は売上高19億77百万円で営業利益6億06百万円、第3四半期は売上高21億14百万円で営業利益6億35百万円、第4四半期は売上高21億42百万円で営業利益6億12百万円だった。

 27年1月期の連結業績予想は、売上高が前期比4.7%増の86億19百万円、営業利益が7.3%増の26億80百万円、経常利益が5.1%増の27億42百万円、親会社株主帰属当期純利益が3.7%増の18億76百万円としている。配当予想は前期比2円増配の54円(第2四半期末27円、期末27円)としている。予想配当性向は40.3%となる。

 増収増益・増配予想としている。引き続きソフトウェア事業の好調が牽引する見込みだ。また従来の中期業績目標の営業利益(28年1月期目標26億20百万円)を1年前倒しで達成する見込みとなったため、29年1月期を最終年度とする新たな中期業績目標を策定・開示し、29年1月期の目標を売上高100億72百万円、営業利益31億44百万円とした。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は戻り試す

 株価は地合い悪化も影響して反発力の鈍い形だが、調整一巡感を強めている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。3月11日の終値は1700円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS133円88銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の54円で算出)は約3.2%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS533円23銭で算出)は約3.2倍、そして時価総額は約239億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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