京都フィナンシャルグループ、任天堂株売却益で通期業績を大幅上方修正、特別配当100円実施

■自社株取得枠600万株・150億円へ拡大、取得期間も延長

 京都フィナンシャルグループ<5844>(東証プライム)は3月11日、株式売却益の計上に伴う2026年3月期業績予想の上方修正、期末配当予想の増額修正、自己株式取得枠の拡大および取得期間延長を発表した。子会社の京都銀行による株式売却益の増加を背景に、利益水準が大幅に上振れする見通しとなった。

 業績面では、子会社の京都銀行で国債等債券売却損が約900億円と当初想定を上回る一方、任天堂<7974>(東証プライム)株式の売却益751億円を中心に株式売却益が約1600億円と当初予想を上回る見込みとなった。これにより2026年3月期の連結業績予想は、経常収益3653億円、経常利益1352億円、親会社株主に帰属する当期純利益950億円へ上方修正し、ROEは8%を上回る見通しとなった。

 業績上振れを受け、期末配当予想は普通配当40円に特別配当100円を加えた140円へ引き上げる。実施済みの中間配当40円と合わせた年間配当は180円となる。また株主還元強化と資本効率向上を目的に自己株式取得枠を拡大し、取得上限を100万株から600万株へ、取得総額を20億円から150億円へ引き上げた。取得期間も2026年9月30日まで延長する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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