【主なニュース&材料】注目銘柄・業績上方修正・AI/医療・建設自動化・株主還元――成長戦略が多方面で進展

■不動産開発、動物病院収益拡大、建設施工の省人化、再生医療の開発前進、株主還元強化や商業施設刷新も材料視

・(注目銘柄)WOLVES HAND<194A>(東証グロース):26年6月期業績予想を上方修正し、売上高61億5000万円、純利益8億4000万円へ引き上げた。診療価格見直し、人員配置最適化、医療設備拡充に加え、動物病院の連結子会社化や事業承継も寄与し、過去最高益を大幅更新する見通しである。

・安藤ハザマ<1719>(東証プライム):ダム用油圧ショベル型バイブレータの遠隔操作・自動運転システム「RABV」を開発し、実証実験で有効性を確認した。遠隔操作、自動走行、自動締固めの3機能を備え、ダム施工の省人化・自動化を推進する。

・Trailhead Global Holdings<3358>(東証スタンダード):AI・システム開発を手がけるSBWorksを完全子会社化する。デジタル・フードテック戦略を強化し、店舗運営の高度化、需要予測、発注最適化、AI自律オペレーションなど次世代店舗モデル構築を進める。

・(決算速報)ネオジャパン<3921>(東証プライム):26年1月期は主力ソフトウェア事業が牽引して計画超の大幅増収増益となり、配当も上方修正した。27年1月期も増収増益・増配予想とし、中期目標の前倒し達成を受けて29年1月期を最終年度とする新目標を策定した。

・(銘柄分析)日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム):26年3月期は供給制約や調達コスト上昇で減益予想だが、ODEV社の製造能力強化やサプライチェーン改善により、27年3月期の収益回復期待が意識されている。低PBRも評価材料である。

・(銘柄分析)ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード):26年3月期は大幅増益・連続増配予想とした。子会社化したワカヤマアスレティックの通期寄与や会費改定効果が収益を押し上げ、M&A戦略の強化で売上高100億円・100店舗体制を目指す。

・(銘柄分析)朝日ラバー<5162>(東証スタンダード):26年3月期は上方修正を経て大幅増益、最終黒字転換見通しとなった。医療・ライフサイエンス分野や機能製品分野の拡大が牽引し、27年3月期も収益拡大基調が期待されている。

・(銘柄分析)マーケットエンタープライズ<3135>(東証スタンダード):26年6月期は減益予想だが、ネット型リユース事業は順調で、苦戦していたモバイル通信事業も第2四半期から回復傾向にある。27年6月期の収益回復期待が材料となる。

・(銘柄分析)ジェイテック<2479>(東証スタンダード):26年3月期は大幅増収・大幅営業増益予想で、製造業向けテクノロジスト需要の高水準継続が追い風となる。価格改定や人材採用・教育強化も収益拡大要因とみられる。

・ユカリア<286A>(東証グロース):疼痛管理用高周波システム「アキュリアン」による保険適用施術が国内で初めて実施された。変形性膝関節症に伴う慢性疼痛患者向けの新たな治療選択肢として普及が期待され、医療機器事業部新設で販売・支援体制も整えた。

・京都フィナンシャルグループ<5844>(東証プライム):任天堂株売却益などを背景に26年3月期業績予想を大幅上方修正した。期末配当は特別配当100円を加え140円へ引き上げ、自己株取得枠も600万株・150億円へ拡大し、株主還元を強化する。

・フィル・カンパニー<3267>(東証スタンダード):日本郵政グループ未利用地を活用する借地スキーム協業第1号案件として、東京都小平市でガレージハウス開発を進める。入居者賃料によるストック収益拡大と地域まちづくり推進を狙う。

・太平電業<1968>(東証プライム):溶接メンテナンスを手がける東栄技工を完全子会社化する。発電所や船舶向けの高度な溶接補修技術と人材を取り込み、グループ施工力と収益力の向上を図る。

・リプロセル<4978>(東証グロース):出資先ステミネント社が幹細胞新薬「Stemchymal」の米フェーズ2治験を開始する。SCA3患者を対象に米2拠点で実施し、日本・台湾を含むグローバル展開も進める方針である。

・SDSホールディングス<1711>(東証スタンダード):株主優待を現物中心からデジタルギフト中心へ刷新する。Amazonギフトカードなどへの交換に加え、暗号資産を含むデジタル金融資産への交換も視野に入れ、DX・フィンテック型優待へ拡充する。

・シェアリングテクノロジー<3989>(東証グロース):神戸市の住宅リフォーム会社ライフラインを子会社化する。地域密着型の施工力を取り込み、自社施工体制の拡充によるサービス品質向上と顧客対応力強化を図る。

・ティムス<4891>(東証グロース):九州大学と急性腎障害治療薬候補「TMS-008」の共同研究を開始した。抗炎症・抗酸化作用を活用し、未承認疾患であるAKIの予防・治療効果や適用患者層拡大の可能性を探る。

・QDレーザ<6613>(東証グロース):台湾ITRI、東大荒川研究室と量子ドット・コムレーザの共同研究に向けMOUを締結した。単一チップで複数波長を発振できる技術で、AIデータセンター向け光通信の省電力化・小型化に期待がかかる。

・インバウンドテック<7031>(東証グロース):ナルネットコミュニケーションズと協業し、整備工場向けAIコミュニケーション基盤を共同開発する。AI電話連絡システムの導入を皮切りに、約1万3000整備工場ネットワークのDX支援へ発展させる計画である。

・ウェザーニューズ<4825>(東証プライム):2026年「第六回桜開花予想」を公表し、東京、名古屋、岐阜、高知では3月19日に開花開始と予想した。西日本・東日本は平年並みからやや早く、桜前線は4月下旬に北海道へ到達する見通しである。

・三井不動産<8801>(東証プライム):ららぽーと豊洲で開業20周年を機に大規模リニューアルを実施する。東京都初出店を含む31店舗の刷新に加え、イベントステージ改修、キッズパーク新設、デジタルサイネージ導入などで体験型商業施設への進化を目指す。

・ファンデリー<3137>(東証グロース):医師執筆のWebメディア「パワーアップ!食と健康」第73回を配信する。山陰労災病院の水田栄之助氏が、健康寿命延伸の鍵として「味覚」の重要性を紹介する内容である。

・Appier Group<4180>(東証プライム):自律型AIの信頼性を高める研究成果を公開した。LLMの意思決定をリスク条件ごとに定量化する評価フレームワークを提示し、企業向けAIガバナンス強化と社会実装加速につなげる。

・ビジョン<9416>(東証プライム):成田空港に「グローバルWiFiレンタルステーション」を新設した。完全セルフ型で即時レンタルに対応し、海外145の国・地域で利用可能な通信サービス拠点の拡充を進める。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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