ロゼッタが大幅続伸、「翻訳精度95%」達成し先行投資を大幅増額などに期待

株式市場 銘柄

■選挙明け後は材料株相場になるとの見方あり注目強まる

 ロゼッタ<6182>(東マ)は20日も急伸して始まり、取引開始後に12%高の1783円(184円高)まで上げて出直りを強めている。自動翻訳システムなどの大手。18日付で、開発中の最新翻訳機モデルの翻訳精度が従来の60~80%程度に対して95%に到達したことなどを発表。19日はストップ高となった。

 翻訳精度95%は「ほぼ人間に匹敵する精度として2025年までの到達目標として設定していた水準」。11月にリリースする新製品に反映するとともに、経営上の最優先テーマとしてフォーカスし、「一気に全力疾走するべきという判断の元、開発先行投資の大幅増額を行う」とした。

 全体相場をみると、「選挙期間中は高い」というジンクスが言われて日経平均は19日まで13連騰となり、東証が戦後再開になって以降の連騰記録2位に並んだが、投票日以後は材料株や好業績株が個別に評価される展開になるとの予想もある。この場合、ロゼッタは絶好の材料株になるとの期待が出ている。(HC)

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