ドリコムは第3四半期赤字だが事業転換進むとの見方でストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■動画広告ネットの視聴回数2億回突破なども材料視

 オンラインゲーム配信などのドリコム<3793>(東マ・売買単位100株)は29日、朝方からストップ高の564円(80円高)に張り付いて推移し、3日続伸基調。値上がり率は16%で10時40分には東証マザーズ銘柄の値上がり率2位となっている。1月27日に動画広告ネットワーク「DreeVee(ドリービー)」の累計視聴回数が2億回を突破と発表して注目され、28日に発表した第3四半期決算(2015年4~12月)は赤字だったが、減損処理などで事業戦略の転換が大きく進んだ形跡が見て取れるようだ。

 16年3月通期も赤字のみ込みとするためPERでの評価はできないが、1月21日につけた安値407円から4割近い回復となり、出直りの強さが目立つ。本日はストップ高に達したため上値がないが、来週にでも13週移動平均の水準である585円を上抜けば700円前後までの回復は早いとの見方も出ている。

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