【株式市場】円の反発が響き日経平均は朝方一時249円安となるが次第に持ち直す

株式

◆日経平均の前引けは1万7069円96銭(121円29銭安)、TOPIXは1392.97ポイント(13.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億363万株

チャート14 4日前場の東京株式市場は、円相場が米国の製造業関連景気指数などを受けてドル売りの裏返し的な円高になったことなどが響き、トヨタ自動車<7203>(東1)などが続落して始まったまま軟調に推移した。一方、日銀のマイナス金利政策を受けて下げてきた三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株が適用範囲の限定化などを好感して小高くなり、日経平均は10時頃の249円37銭安(1万6941円88銭)を下値に持ち直した。前引けは121円29銭安(1万7069円96銭)。ただ、主な株価指数のはすべて小安い。

 ミツバ<7280>(東1)ミロク情報サービス<9928>(東1)が第3四半期の好決算などを好感して活況高となり、アドウェイズ<2489>(東1)も第3四半期好調で活況高。アドアーズ<4712>(JQS)は音声通訳代行サービス開始などを好感して一時ストップ高。ニックス<4243>(JQS)は「ジカ熱」対策関連株とされて連日急伸。

 東証1部の出来高概算は14億363万株、売買代金は1兆3384億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は471銘柄、値下がり銘柄数は1325銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る