任天堂は次第に持ち直し相場の大勢に変化ないとの見方

株式市場 銘柄

■業績予想を減額するが配当は期初からの予想を据え置くと発表

 任天堂<7974>(東1・売買単位100株)は29日、5.4%安の1万5110円(860円安)を下値に持ち直し、10時には0.5%安の1万5895円(75円安)まで回復して売買をこなしている。26日の取引終了後に今3月期の業績予想を減額発表したため売り先行となったが、1月の安値1万4755円、2月の安値1万4000円を割る様子はないため大勢に変化はないとの見方が出ている。

 発表では、2015年3月期の連結売上高の見通しをこれまでの5700億円から5000億円(前期比では9%減)に、純利益は同じく350億円を170億円(同59%減)とした。ただ、配当予想については、「ここ数年の配当の実績と収支バランスの改善状況を踏まえ、当期においては、期初からの配当予想のまま据え置き、1株当たり年間配当金は150円とする予定」とした。

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