【株式市場】円高基調や北朝鮮の動向など気がかりで日経平均は一時340円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6635円26銭(276円06銭安)、TOPIXは1336.14ポイント(25.76ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億6498万株

チャート14 8日前場の東京株式市場は、昨日からの円高基調や米韓軍事演習に対する北朝鮮の反応などが手控え要因になり、日経平均は時間とともに下値を探る印象があり、11時過ぎに340円10銭安(1万6570円22銭)まで下押した。前引けは276円06銭安となったが、業種別指数は全業種が安く、主な株価指数もすべて安い。

 ピジョン<7956>(東1)が昨日発表の1月決算と今期の見通しなどを好感して逆行高となり、ソフトバンク<9984>(東1)も組織改革などが好感されて逆行高。外部環境が不透明なときは材料株ということで、無料対話アプリ「LINE」関連株のネットイヤーグループ<3622>(東マ)メディア工房<3815>(東マ)などが運営会社の上場観測を手掛かりに連日活況高。ソフトフロント<2321>(JQG)は住所録ソフトなどの(株)筆まめの子会社化などが材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は12億6498万株、売買代金は1兆1897億円。1部上場1943銘柄のうち、値上がり銘柄数は119銘柄、値下がり銘柄数は1766銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る