【株式市場】日経平均は74円高、朝方の227円高からダレるが堅調に推移

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6168円45銭(74円78銭高)、TOPIXは1900.46ポイント(5.19ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億907万株

 12月30日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ345ドル高などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)が堅調に推移した一方、値がさ半導体株は徐々に値を消して軟化する銘柄が増加。入れ替わるように第一生命HD<8750>(東証プライム)やクレセゾン<8253>(東証プライム)などが堅調となり、来年の金利情勢に読みが働く様子となった。太平洋セメ<5233>(東証プライム)なども堅調。日経平均は取引開始直後の227円77銭高(2万6321円37銭)を上値にダレ模様となったが前引けも堅調だった。

 アダストリア<2685>(東証プライム)が急伸し業績・配当予想の増額修正など好感。ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は米イーライ・リリーとの新たな契約と一時金の受領など好感した相場が再燃とされ一段高。ファブリカコミュニケーションズ<4193>(東証スタンダード)は業績上振れ期待など言われ出直り拡大。アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は債務超過解消の見込み発表など好感され一時ストップ高の急反発。

 東証プライム市場の出来高概算は4億907万株、売買代金は1兆148億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1328銘柄、値下がり銘柄数は397銘柄。

 東証33業種別指数は27業種が値上がりし、海運、ガラス土石、小売り、保険、金属製品、輸送用機器、空運、パルプ紙、繊維製品、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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