【株式市場】好材料に反応強く円の軟化も手伝い日経平均は3日ぶりに反発

株式

◆日経平均の終値は1万7002円75銭(110円42銭高)、TOPIXは1366.05ポイント(11.44ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億1200万株

チャート15 25日後場の東京株式市場は、正午頃から円安基調が強まり、新日鐵住金<5401>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)が13時過ぎにかけて一段強い展開になり、日経平均も13時30分にかけて本日高値の133円81銭高(1万7026円14銭)まで上げて3日ぶりに反発した。主な株価指数の中では東証マザーズ指数が5日ぶりの反落となった。

 後場は、米、英、香港などが「聖なる金曜日」の祝日で25日の取引休場のため様子見気分があったが、14時30分に業績・配当予想を増額発表した三晃金属工業<1972>(東1)が一段高となるなど、市場に滞留する資金の勢いの強さが感じられた。東証1部への昇格が決まったヤマシンフィルタ<6240>(東2)タカラバイオ<4974>(東マ)は急伸し、ジグソー<3914>(東マ)は自動運転技術や月面探査チーム拡充などが材料視されて一段高。フジタコーポレーション<3370>(東マ)は北海道新幹線への期待などでストップ高。

 東証1部の出来高概算は18億1200万株、売買代金は1兆7746億円。1部上場1948銘柄のうち、値上がり銘柄数は1018(前引けは950)銘柄、値下がり銘柄数は794(同846)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、輸送用機器、機械、証券・商品先物、卸売り、電気機器、鉄鋼、ゴム製品、石油・石炭、などとなった。

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