平田機工は大幅増益など好感されストップ高で上場来の高値

株式市場 銘柄

■東京から熊本への本店所在地変更も発表し注目集める

 産業用ロボットなどの平田機工<6258>(JQS・売買単位100株)は16日の前場、何度もストップ高の4545円(700円高)で売買をこなし、後場も13時にかけては16%高の4475円(630円高)前後で推移。引き続き、12日に発表した2016年3月決算の連結営業利益38%増加や今期の予想営業利益20%増加などが好感され、2日連続ストップ高となり上場来の高値に進んでいる。

 今期・17年3月期の予想1株利益は229.72円としたため、株価水準は19倍台になる。また、信用売り残が多いまま上場来の高値に進んできたため、売り建てている投資家にとっては買い戻しを急がざるを得ない状態になる可能性があり、騰勢に拍車がかかることを期待する様子もある。

 なお、同社は決算発表と同時に本店の所在地を東京都品川区から熊本県熊本市に変更することも発表。熊本地震の余波がいぜん続く中で被災者の心理的な支援になるとして注目する様子もある。

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