GMOクラウドは公的個人認証サービス認定など好感し大きく出直る

銘柄

■マイナンバーカードによる本人確認などこの夏にも開始

 電子認証サービスなどのGMOクラウド<3788>(東1・売買単位100株)は26日、大幅続伸の始まりとなり、10時30分にかけて10%高の1336円(125円高)前後で推移。4月につけた昨年来の高値1486円に向けて大きく出直る展開となった。期待材料としては、25日付で、連結会社GMOグローバルサインが公的個人認証サービス(マイナンバーカードによる本人確認などのサービス)におけるプラットフォーム事業者として総務大臣の認定を取得し2016年夏をメドに提供開始と発表したことが言われている。

 今期・2016年12月期の業績見通しは持分法適用の投資損失があり経常・純利益は横ばい圏の見込みだが、営業利益は37%増を予想するなど、総じて好調の見込み。テクニカル的には2月から4月にかけてのジリ高基調に続く2段上げ相場がイメージできるようだ。

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