【銘柄フラッシュ】アクセルマークが急伸し水不足のプレミアムウォーターも高い

銘柄

 5日は、東証1部の値上がり率1位がソフトブレーン<4779>(東1)の19.7%ストップ高となり、発行済み株式総数の40%をフュージョンパートナー<4845>(東1)が取得との発表などが材料視されて3日連続ストップ高。ただ、すでに6月27日から急動意の3倍高となっておりババ抜き警戒も。2位はフュージョンパートナーの16.4%高。3位はネクステージ<3186>(東1)の12.5%高となり、業績予想の増額など好感。4位はブイ・テクノロジー<7717>(東1)の12.2%高となり、高精彩の液晶パネルを投資額9分の1で済む製造装置を開発と日経産業新聞で伝えられたことなどが材料視され2006年以来の高値に進んだ。

 わらべや日洋<2918>(東1)は四半期決算の好調などが言われて12.0%高となり大きく出直り、ジャパンディスプレイ<6740>(東1)は投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネジメントの保有が明らかになり11.0%高。同じく日東紡<3110>(東1)は7.8%高。日本エンタープライズ<4829>(東1)は将来的に国内鮮魚市場のIT化を主導する思惑などがいわれて7.1%高。

 阿波製紙<3896>(東2)は産業用フィルターが水不足・取水制限に関連するとの見方がありストップ高の16.1%高。プレミアムウォーター<2588>(東2)も水不足関連とされて8.1%高。

 アクセルマーク<3624>(東マ)はスマートフォン向けゲームの300万ダウンロード突破などが好感されてストップ高の21.5%高。アドウェイズ<2489>(東マ)は「モバイルゲームアジア」への出展を発表したことが材料視されたが、7月15日に上場するLINE(ライン、銘柄コード番号3938)と取引のある「LINE関連株」の代表格で前人気を背負う場面到来に期待の見方あり8.0%高。MRT<6034>(東マ)はスマートフォンなどによる遠隔診療・健康相談サービス「ポケットドクター」の機能拡充などが好感されて7.5%高。

 シダー<2435>(JQS)はリハビリ専門スタッフも置く介護事業会社で、27日に新規上場となったキャリア<6198>(東マ)が快調なため比較感とされて27.1%高となり3日ぶりに年初来の高値。グラファイトデザイン<7847>(JQS)はドローン開発会社の新型ドローンとの関連が言われて一時ストップ高の後も強く22.3%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る