エスプールは今期第2四半期業績の上方修正を発表

■グループ型派遣の推進によって、主力のコールセンター業務と店頭支援業務がともに好調に推移

 エスプール<2471>(JQS)は、今期第2四半期業績の上方修正を発表した。

 今期16年11月期第2四半期連結業績の売上高は、前回予想を3億76百万円上回る42億98百万円(前年同期比25.0%増)、営業利益は1億86百万円上回る2億47百万円(同682.0%増)、経常利益は1億85百万円上回る2億40百万円(同776.8%増)、純利益は1億65百万円上回る2億円(前年同期△14百万円)と大幅な上方修正により増収大幅増益となった。

 売上高については、人材ソリューション事業において、企業の人材不足感が強まっていることもあり、グループ型派遣の推進によって、主力のコールセンター業務と店頭支援業務がともに好調に推移した。

 利益面については、増収効果に加え、各サービスにおいて高付加価値化、生産性の改善、業務の効率化を推進した効果もあり当初予想を大幅に上回る大増益となった。

 通期業績予想については、当初予想を据え置いている。しかし、進捗率を見ると、売上高52.3%、営業利益91.5%、経常利益93.0%、純利益109.3%となっていることから、上振れはほぼ確実と思われる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る