【銘柄フラッシュ】ウェッジHDなど急伸し任天堂の急伸につられて「ポケモン」関連株も活況高

銘柄

 12日は、任天堂<7974>(東1)が引き続き米国での「ポケモンGO」人気高揚報道などを好感して一時13.7%高の一段高となり、取引時間中としては2015年10月29日以来の2万3000円台を回復。この4日間で約8700円高(約60%高)となった。

 このため、大株主の京都銀行<8369>(東1)が8.8%高となり出直りを拡大したほか、造船業のサノヤスHD<7022>(東1)はレジャー施設「ポケモンEXPOジム」が注目されてストップ高の29.8%高となり東証1部の値上がり率1位。ポケモンのアニメ制作実績があるイマジカ・ロボット ホールディングス<6879>(東1)もストップ高の16.7%高となり、上場投信を除いて東証1部の値上がり率2位。また、このゲームは位置ゲームということで、位置ゲームの大手モバイルファクトリー<3912>(東マ)もストップ高の18.1%高となった。

 ネクシィーズ<4346>(東1)は業績予想の増額などが好感されて11.9%高。銭高組<1811>(東1)は大型の経済対策でリニア中央新幹線の大阪延伸が前倒しなら恩恵との見方があり11.1%高。日本取引所グループ<8697>(東1)は仮に全体相場が上がらなくても強弱観測が対立して売買量が増えれば買える銘柄とされ7.8%高。郷鉄工所<6397>(東2)は大型の経済対策に期待とされて軽量株妙味も注目されストップ高の38.5%高。

 アウンコンサルティング<2459>(東マ)は業績予想の増額などが好感されてストップ高の25.8%高。モブキャスト<3664>(東マ)は主力ゲームの中国展開など好感して16.8%高。アンジェスMG<4563>(東マ)は核酸医薬に関する新発表などが好感されて8.9%高の急反発。
 
 ウェッジホールディングス<2388>(JQG)はタイの子会社がインドネシア当局からファイナンスリース免許を取得との発表などが好感されて一時ストップ高の30.0%高となり大引けも29.5%高。ぱど<4833>(JQG)は6月から東京都区部・都下などでエリア再編創刊を行い業績への期待などがいわれて19.0%高となり大幅続伸。内外テック<3374>(JQS)東京エレクトロン<7035>(東1)との取引が大きいとされ、東エレクに対する内外の証券会社による投資判断引き上げなどから連想買いが衰えず3日連続ストップ高の18.6%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る