【引け後のリリース】三菱重工が国内初の「防爆認証」遠隔操縦ロボを開発

引け後のリリース

■トンネル内事故や石油化学プラントなどの現場に向けて需要を開拓

 三菱重工業<7011>(東1・売買単位千株)は12日、国内初の防爆性能を備えた遠隔操縦式の移動ロボットを千葉工業大学(本部:千葉県習志野市、理事長:瀬戸熊修、以下、千葉工大)と共同開発したと発表した。

 引火性ガスの中でも自らが出す電気火花や熱などで爆発や火災を引き起こす危険性を大幅に抑える「防爆性能」を備えたもので、このほど日本国内の防爆認証(型式検定)を取得。
無線または有線による遠隔操作が可能な移動ロボットで正規の防爆性能を持つものは国内で初めてになるという。さらに、欧州など世界で広く採用されているATEX指令に基づいた防爆認証も取得予定とした。

 トンネル内事故や石油化学プラントなど、防爆対応が求められる現場での安全かつ高効率な情報収集・点検や軽作業に向けた用途・需要を開拓する。

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