三菱重工が後場急反落、13時半の決算発表後に売りかさむ、市場予想を下回ったとの見方

銘柄

■事業利益は前期35.6%増加、今期9.6%の増加を見込む

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は5月9日の13時30分に3月決算を発表。株価は一気に前日比マイナスとなり、14時過ぎには一時7%安の2676.5円(216.0円安)まで軟化して売買交錯となっている。会社側が開示した今期・2026年3月期の業績予想がアナリストの予想を下回ったと伝えられている。

 2025年3月期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比7.9%増の5兆271億76百万円で、事業利益は同35.6%増の3831億98百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同10.6%増の2454億47百万円だった。今期・26年3月期の連結業績予想は、為替前提レートを1ドル145円、1ユーロ155円として、売上収益を5兆4000億円(7.4%増)、事業利益を4200億円(同9.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益を2600億円(5.9%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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