大黒天物産が決算発表後の下げをほとんど回復

株式市場 銘柄

■会社側の今期見通しは慎重過ぎるとの見方

 大黒天物産<2791>(東1・売買単位100株)は21日の後場、14時にかけて4910円(45円高)前後で推移し3日続伸基調。7月14日に5月決算を発表し、翌日は下げたものの、以後は連日回復して発表日の終値4990円をほぼ回復してきた。

 前5月期までで30期連続の増収増益となり、今期・2017年5月期も増収増益の見込みを発表。今期の増益率見通しを営業利益6.7%増、純利益4.7%増としたことが市場筋にとってはモノ足りなかったようだが、会社側の見通しは慎重過ぎるのではないかといった見方が増えてきたようだ。2015年4月に5460円の高値があり、テクニカル的にはこれを目指す展開との見方がある。

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