【株式市場】ECB理事会など控え日経平均は反落するが昨日上場の2銘柄はそろって高い

株式

◆日経平均の終値は1万6627円25銭(182円97銭安)、TOPIXは1327.51ポイント(11.88ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億9104万株

 22日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜、ECB(欧州中央銀行)理事会や米国のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数の発表などがあり、為替が急変する可能性があるため様子見気分が漂い、ソニー<6758>(東1)は一段軟調になって小動きなど、主力株の値動きが鈍った。日経平均は軟調なままジリ安気味になり、14時頃に243円24銭安(1万6566円98銭)まで軟化した。主な株価指数はほとんど軟調。

 後場は一段と材料株物色の色彩が強まり、任天堂<7974>(東1)が日本国内でも午前中に「ポケモンGO」の配信を開始と伝えられ、このゲーム専用の腕時計型ウエアラブル端末「ポケモンgo plus」を取り扱うとされるハピネット<7552>(東1)が一段高となりストップ高。AppBank(アップバンク)<6177>(東マ)は新ブランドサイトの立ち上げなどに期待が強まり急伸し、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は正午に中間決算、株式分割、増配などを発表し急伸。

 上場2日目のインソース<6200>(東マ・売買単位100株)はV字型に出直りストップ高。同じくデュアルタップ<3469>(JQS・売買単位100株)も高い。
 
 東証1部の出来高概算は15億9104万株(前引けは8億1180万株)、売買代金は2兆4289億円(同1兆2753億円)。1部上場1969銘柄のうち、値上がり銘柄数は515(同389)銘柄、値下がり銘柄数は1322(同1436)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは2業種)のみ値上がりし、値上がりした業種は、金属製品、医薬品、情報・通信、水産・農林、にとどまった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る