【株式市場】好決算株など高いが日経平均は前引けにかけ一時112円安まで軟化

株式

◆日経平均は2万3517円63銭(109円10銭安)、TOPIXは1636.13ポイント(7.77ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億1959万株

 10月15日(木)前場の東京株式市場は、米国の追加経済対策を巡る期待の後退などでNY株が下げ、ソニー<6758>(東1)などが軟調に始まり、日経平均も78円安で始まった。その後トヨタ自動車<7203>(東1)などが持ち直し、日経平均は10時20分過ぎに145円57銭安(2万3581円16銭)まで回復した。ほどなく中国の経済指標が発表されると再び下値を探り、前引けにかけて112円38銭安(2万3514円35銭)まで下押した。当初マザーズ指数も軟調。

 四半期決算が大幅増益だったSフーズ<2292>(東1)が一時ストップ高の急伸となり、一昨日に発表のPRTIMES<3922>(東1)は2日連続一時ストップ高。アウンコンサル<2459>(東2)はYouTube番組を対象とするSEO事業開始に期待強いとされ2部銘柄の値上がり率トップ。農業総合研究所<3541>(東マ)はJR東日本<9020>(東1)の出資を受け入れる資本業務提携が注目され一時ストップ高。共同PR<2436>(JQS)はPRTIMESの好決算を受けて連想買いとされ急伸高値。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億1959万株、売買代金は8462億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は601銘柄、値下がり銘柄数は1460銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、空運、鉄鋼、保険、ゴム製品、海運、などが高い。(HC)

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