【株式市場】NYダウ大幅続落など受け日経平均は一時613円安まで下げるが鉄鋼株など高く後場に期待つなぐ

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7628円73銭(518円78銭安)、TOPIXは1866.57ポイント(11.38ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億7956万株

 5月13日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅続落などを受け、株価指数の先物が先導する下げとなり、日経平均は218円安で始まった後も下値を探り、11時過ぎに613円12銭安(2万7534円39銭安)まで下押した。中で、日本製鉄<5401>(東1)は取引開始後を除き堅調。キユーピー<2809>(東1)は中盤から小高くなり、富士通<6702>(東1)は次第に持ち直した。

 東京きらぼしFG<7173>(東1)は経常利益が予想を4割上回る決算屋中期計画が材料視されて大幅反発。丸井グループ<8252>(東1)は発行株数の8%強に達する1800万株規模の自社株買いなどが好感され活況高。土屋HD<1840>(東2)は今10月期の業績黒字化への期待などとされ活況高。バルミューダ<6612>(東マ)は生活家電に巣ごもり消費の追い風とされ反発。応用技術<4356>(JQS)は第1四半期の大幅増益などが注目され急伸。

  東証1部の出来高概算は6億7956万株、売買代金は1兆4921億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は841銘柄、値下がり銘柄数は1243銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、その他金融、銀行、食料品、鉄鋼、ゴム製品、保険、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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