【銘柄フラッシュ】北川精機が急伸しマイナス金利据え置き好感し三井住友FGなども急動意

銘柄

 29日は、日銀の金融政策会合の結果が正午頃にも伝えられることが少なくないため、四半期決算の好調な銘柄などの好業績株に退避する雰囲気があり、日立マクセル<6810>(東1)は13.2%高となって戻り高値に進み、ハウス食品グループ本社<2810>(東1)は3.9%高だが年初来の高値を更新。富士フイルムホールディングス<4901>(東1)は一昨日の発表を受けて昨日下げたが本日は2.2%高と反発した。

 大手銀行株や保険株が後場急動意。日銀の金融政策会合の結果が午後の取引開始前後から断続的に伝えられ、マイナス金利の据え置きが好感されて三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が7.8%高、第一生命保険<8750>(東1)が8.7%高など、大手銀行株や生損保株などが後場は次第高。

 安川情報システム<2354>(東2)は「仮想現実(VR)端末を使い、あらゆる機器がインターネットにつながる「IoT」の活用を製造業向けに提案する」(7月29日付日本経済新聞・九州版)と伝えられたことなどが好感されてストップ高の25.3%高。ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東2)は四半期決算に加えて増額修正も好感されてストップ高の18.7%高。

 エスティック<6161>(東マ)は28日発表の四半期決算や25日発表の東証2部への昇格(8月1日付)が好感されてストップ高の17.1%高。フリークアウト<6094>(東マ)は28日に発表した四半期決算と株式分割などが好感されてストップ高の16.6%高。

 北川精機<6327>(JQS)は6月決算の発表に期待が強いようで30.4%高。ルーデン・ホールディングス<1400>(JQG)は6月第2四半期決算の発表に期待が強いようで17.0%高。テックファーム<3625>(JQG)はカジノ法案への期待などが言われて13.7%高となった。

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