ヨネックスはバドミントン女子ダブルスの高橋・松友組の活躍など好感し出直り拡大

株式市場 銘柄

■同社のラケット使用する選手が目立ち第1四半期決算は大幅増益

 ヨネックス<7906>(東2・売買単位100株)は17日の後場、5250円(230円高)で始まり、前場の320円高に次いで3日続伸となった。リオデジャネイロ五輪のバドミントンでは、現地16日に決勝進出を決めて「銀以上」が確定した女子ダブルスの高橋・松友組(日本ユニシス)をはじめ、ヨネックスのラケットを使用する選手が目立ったとの声が多く、改めて注目を強める様子がある。

 第1四半期決算(2016年4~6月)は8月3日に発表し、連結売上高は前年同期比31%増加、営業利益は北米と欧州が小幅赤字だったものの日本、アジアが好調で同2.2倍に急増した。発表直後の株価は、円高への警戒感や通期見通しを増額しなかったことなどで冴えなかったが、ダブルボトム(2点底)を入れて出直ってきたため下値不安が後退して好業績を再評価しやすくなったとの見方が出ている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る