【銘柄フラッシュ】フライトHDなどが急伸し自社株買いのトレジャー・ファクトリーなども活況高

銘柄

 17日は、円相場が昨日の夕方に一時1ドル99円台まで進んで当面の目標達成感が出てきたとされ、円高への警戒感が後退。NY原油の約1ヵ月ぶり高値水準なども好感されて国際石油開発帝石<1605>(東1)が6.5%高と大きく上げて戻り高値を更新したほか、新日鐵住金<5401>(東1)は中国・国務院常務会議を機に同国の過剰設備の解消が進む期待などから一段ジリ高の6.9%高。住友重機械工業<6302>(東1)は野村證券が17日付で投資判断を「ニュートラル」から「買い」に引き上げたと伝えられ、この銘柄にしては大幅な値上がりの8.2%高。

 東証1部銘柄の値上がり率1位はフュージョンパートナー<4845>(東1)の14.4%高となり、ソフトブレーン<4779>(東1)との業務提携が連日好感されて2日連続ストップ高。値上がり率2位は自社株買いを発表したトレジャー・ファクトリー<3093>(東1)の11.6%高となり、3位は同じく自社株買いを発表したサカイオーベックス<3408>(東1)の11.1%高。

 フライトHD<3753>(東2)は同社製品のNTTドコモ「iD」対応開始などが好感されてストップ高の25.0%高。Jトラスト<8508>(東2)は発行株数の6.6%相当を上限とする自社株買いなどが好感されて7.7%高。

 モバイルファクトリー<3912>(東マ)は同社ゲームキャラクターを用いたLINEスタンプの好人気や任天堂<7974>(東1)の上げなどが好感されて11.3%高。ザインエレクトロニクス<6769>(JQS)は超高速伝送技術が言われて10.0%高の急伸。プロシップ<3763>(JQS)は株式分割と株主優待制度の導入が好感されて8.3%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る