中村超硬は下値の固さなど見直され大きく出直る

株式市場 銘柄

■大幅減益にもかかわらず一度下げた後ズルズル下押す様子なし

 中村超硬<6166>(東マ・売買単位100株)は9日、大きく出直る展開になり、取引開始後に15%高の1282円(167円高)まで上げて東証マザーズの値上がり率1位になった。手掛かり材料としては、10月に「高機能セラミックス展」(10月5日~10月7日:インテックス大阪)に出展することなどが言われている。

 8月初旬に第1四半期決算(4~6月)の発表を受けてストップ安の急落となったが、その後は1100円をはさむ小動きに転じて下値固めの展開になっている。大幅減益にもかかわらずズルズル下押す様子がないため、底堅さを見直す様子がある。

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