理経は「Jアラート」新製品を好感し大幅続伸

■弾道ミサイル情報の迅速化などに期待強まる

 防災情報システムなどの理経<8226>(東2・売買単位100株)は9日、大幅続伸となり、昨日のストップ高に続き取引開始後に11%高の274円(27円高)まで上げている。引き続き、8日午後、政府の「Jアラート」(全国瞬時警報システム)向けの新型受信機を発表したことなどが材料視されている、国民保護情報(弾道ミサイル情報など)、津波警報、緊急地震速報などの緊急情報がより速く伝えられるとの期待が高まった。

 年初来の高値は1月の322円になり、以後は上値の重い展開が続いてきた。以前、ドローン関連株相場で賑わったときには300円台前半まで上げたことがあり、今回もこの水準をイメージする参加者が少なくないようだ。

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