ジーンテクノサイエンスは株式分割の「今月末というスピード感」好感され急伸

銘柄

■9月30日現在の株主を対象に株式2分割

 分子標的治療薬開発などのジーンテクノサイエンス<4584>(東マ・売買単位100株)は14日の後場、6%高の2810円(163円高)で始まり、前場に続いて戻り高値を4日ぶりに更新する相場となっている。13日の取引終了後、9月30日現在の株主を対象に、その保有株式1株を2株に分割すると発表。「今月末というスピード感が投資家にとってたまらない」(市場関係者)と歓迎する雰囲気がある。

 業績は赤字基調が続く見通しだが、株価は8月に入って下げ止まる展開になり、9月は持ち直している。週足ではまだ「一目均衡表」が強弱対立状態とされ、まだ微妙だが、移動平均との絡みなどではテクニカル的な動きが一部好転し始めているようだ。

 

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