【株式市場】米9月利上げ観測が後退し日経平均は一時79円高となり新規上場株は好発進

株式

◆日経平均の前引けは1万6468円22銭(63円21銭高)、TOPIXは1306.68ポイント(5.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億1053万株

チャート5 9月16日(金)前場の東京株式市場は、米国で9月下旬の利上げ観測が後退したと伝えられ、NYダウの反発などが好感され、日経平均は53円高で始まった後も堅調に推移。11時にかけて79円45銭高(1万6484円46銭)まで上げた。三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は昨日までの7日続落から反発。日経平均の前引けは63円21銭高(1万6468円22銭)となった。主な株価指数では東証2部指数が安い。

 昨日まで軟調だった大手銀行株が反発し、アルプス電気<6770>(東1)などの「iPhone7」関連株も高い。土壌関連のダイセキ環境ソリューション<1712>(東1)や建機レンタルのカナモト<9678>(東1)エンバイオホールディングス<6092>(東マ)は東京・築地卸売市場の移転先である豊洲市場の「盛り土」問題を巡る思惑などから活況高。上場3日目となった串カツ田中<3547>(東マ)は一時軟調だったが持ち直して高値を連日更新。

 本日新規上場のノムラシステムコーポレーション<3940>(JQS・売買単位100株)は取引開始から買い気配をセリ上げ、10時36分に公開価格960円を51%上回る1450円で初値がついた。1699円まで上げて前引けは1610円。

 東証1部の出来高概算は7億1053万株、売買代金は7467億円。1部上場1977銘柄のうち、値上がり銘柄数は1293銘柄、値下がり銘柄数は508銘柄となっている。

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