ネポンは地震や台風の災害特需に加え対ロ経済支援も材料に急伸

株式市場 銘柄

■思惑材料が先行のため一過性の見方はあるが期待強い

 施設園芸用ヒートポンプなどのネポン<7985>(東2・売買単位千株)は26日の後場も戻り高値を更新して始まり、13時を過ぎては10%高の181円(16円高)前後で推移。東証2部の値上がり率2位に進む場面があった。

 簡易水洗トイレの大手でもあり、熊本地震に続く東北・北海道での台風災害による特需に期待する動きがあるようだが、一方では、「ロシアに対する経済支援の話が出ると動意づく習性がある」(市場関係者)として、プーチン・ロシア大統領の来日に関する報道や対日経済担当ポストの設置といった報道などを材料視する様子もある。

 思惑材料が先行する印象のため、上げても一過性に終わると醒めた見方はあるが、2016年に入ってからは150円前後を地相場として動意づくと200円に乗る場面を何度か見せてきたため、今回も200円台には現実味があるようだ。

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