日本エム・ディ・エムは12日引け後、今期第2四半期連結業績予想の修正を発表

■売上高は前回予想を下回るものの、利益面では大幅に上回る見込み

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は12日引け後、今期第2四半期連結業績予想の修正を発表した。

 第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を1億10百万円下回る63億90百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は2億60百万円上回る8億60百万円(同24.5%増)、経常利益は2億20百万円上回る7億50百万円(同25.8%増)、純利益は1億80百万円上回る4億80百万円(同44.1%増)と売上高は前回予想を下回るものの、利益面では大幅に上回る見込み。

 同社の発表によると「売上高は、円高の影響もあり、予想をやや下回る見通しとなったものの、営業利益は、売上原価率が計画値を下回る見通しとなったこと、日本国内において販売費及び一般管理費が計画値を下回る見通しとなったこと、また、円高による影響により、米国子会社における販売費及び一般管理費の円貨額が計画値を下回る見通しとなったことなどにより、前回予想を上回る見込みとなりました。その結果、第2四半期(累計)連結業績予想の各段階利益の数値を修正することとしました。」と修正理由を説明している。

 前期の第2四半期の進捗率は、売上高47.4%、営業利益40.5%、経常利益38.8%、純利益41.6%であった。

 今期の第2四半期業績予想の進捗率は、売上高45.6%、営業利益47.8%、経常利益45.5%、純利益48.0%である。

 通期連結業績予想は、当初予想を据え置くとしているが、前期の進捗率に比較して、今期の利益面での進捗率が大きいことから、利益面での上振れも期待できる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る