【株式市場】好業績株など強く日経平均は一時175円高まで上げ6月1日以来の水準を回復

株式

◆日経平均の前引けは1万7174円05銭(175円14銭高)、TOPIXは1366.57ポイント(9.37ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億4151万株

チャート15 10月20日(木)前場の東京株式市場は、朝方に海外での円高基調を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)などが軟調に始まったが、東京市場では円高が進まず、日経平均は時間とともに上値を追って11時過ぎに175円14銭高(1万7174円05銭)まで上昇。前引けも175円11銭高となり、取引時間中としては6月1日以来の水準を回復した。主な指数では東証マザーズ指数が軟調。

 LIXILグループム<5938>(東1)が業績好調との観測報道を受けて戻り高値を更新し、野村不動産ホールディングス<3231>(東1)は今期成約8割などと伝えられて高い。シンフォニアテクノロジー<6507>(東1)は次期基幹ロケット「H3」に参画と伝えられて活況高。川上塗料<4616>(東2)はロシア経済関連株とされて北方4島の共同統治案などが言われて急伸。ファーストブラザーズ<3454>(東マ)は10月21日の売買から東証1部銘柄になるとあって上げ、シライ電子工業<6658>(JQS)はニンテンドー「NX」が材料視されて高い。

 東証1部の出来高概算は8億4151万株、売買代金は9598億円。1部上場1985銘柄のうち、値上がり銘柄数は1265銘柄、値下がり銘柄数は551銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る