日本鋳鉄管は規制緩和に業績拡大が加わり28%高

株式市場 銘柄

■9月第2四半期の利益見通しを大幅増額し一転増益に

 日本鋳鉄管<5612>(東1・売買単位100株)は25日も急伸の始まりとなり、取引開始後に28%高の222円(48円高)をつけて2015年7月以来の220円台回復となった。政府が水道事業への民間参入の拡大を検討すると伝えられたことなどが材料視されている上、24日の取引終了後に9月第2四半期の利益見通しを大幅に増額発表したことが好感されている。
 
 9月第2四半期の連結業績見通しは、売上高を小幅下方修正したが、営業利益は従来予想を2.9倍に増額して2.9億円の見通し(前年同期比では21%の増加)とするなど、各利益とも一転増益の見通しとした。この結果、通期の業績見通しに対する期待も強まっており、材料株相場に業績期待相場が重なる期待も出ている。

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